2040年問題に負けない！リハビリ専門職のキャリア戦略徹底解説

もんきち

みなさん、こんにちは！もんきちです。

今回は、キャリア戦略について考えたいと思います。

スタッフ

リハビリをしておけばいいのでは？

もんきち

管理職は部下のスタッフの可能性を俯瞰してみれていることが大切ですね！

こんな方にオススメ！

はじめに

2040年、リハビリ専門職は「供給過多」と「需要増大」とという難しくも興味深い転機に直面します。
厚生労働省の予測では、リハビリ専門職の数は需要の約1.5倍に達する一方、高齢化に伴う慢性疾患や運動器障害の増大に伴って需要も広がっていくという結果も出ています。

この記事では、「2040年問題に負けない理学療法士」となるために身に付けたい視点、キャリアのポイント、具体策を徹底解説します。

厚生労働省の予測では、2040年にはリハビリ専門職の供給量は需要の約1.5倍に達すると言います。
これは、「リハビリ専門職が余ってしまう」とネガティブに捉えてしまいがちです。

しかし、同時に少子高齢化の影響に伴って、運動器障害や慢性疾患に対する理学療法の需要も確実に増えていくという視点も重要です。
従来のように病院に配属されたリハビリ専門職という働き方だけではなく、地域包括ケア、予防、行政との連携という分野に活躍の余地が広がってきます。

2040年問題は、「供給と需要の齟齣（そご）」というチャレンジに直面してますが、「活躍の場の広がり」と捉えてキャリアに生かす視点も重要です。

2040年に求められてくるリハビリ専門職は、「ルーティンに徹する人材」と「付加価値を提供する人材」で大きく差がつくと予測しています。

たとえば、「行政との共同プログラムに参画して地域の健康増進に寄与するリハビリ専門職」や、「スポーツに強く、アスリートの障害予防に活用されたリハビリ専門職」、「緩和ケアに従事して患者に寄り添うリハビリ専門職」です。

従来にない視野の広いキャリアを築くことで、自身の付加価値を世に示すことができます。求められてくるのは、「他と差別化された強み」と「柔軟に活躍の場を広げていく力」と言えるでしょう。

2040年に活躍するリハビリ専門職に求められてくるポイントは以下です。

資格の取得
認定リハビリ専門職、糖尿病リハビリ専門職、スポーツリハビリ専門職というように、自分の強みに直結する資格を取得して差別化を図って下さい。

ネットワークの構築
学会や研修会に積極的に足を運ぶことで人脈を広げ、行政とのつながりも築きましょう。キャリアの可能性は人との縁から広がります。

キャリアの展開
管理職、コンサル、起業というキャリアパスも視野に入れて、自分にしか果たせない役割を模索して下さい。主体的にキャリアを築く視点こそ、「2040年に活躍するリハビリ専門職」となるポイントです。

2040年に向かってリハビリ専門職に求められてくるのは、「他と差別化された強み」と「主体的にキャリアを築く力」と言えるでしょう。

ルーティンに徹するだけではなく、行政との連携、スポーツ分野、緩和ケアというように、自分にしか果たせない領域にチャレンジしていく視野も重要です。

資格の取得、研修に足を運ぶ、キャリアパスを整理してチャレンジしていくことで、「2040年問題に負けないリハビリ専門職」として活躍していくことができます。