
みなさん、こんにちは!もんきちです。
今回は、仕事と家庭の両立について考えましょう。

両立は難しいですよね・・・

職場の理解がなくても、自分で「環境づくり」を工夫することについて考えてみましょう。
こんな方にオススメ!
- マネジメント初心者の方!
- 医療管理職の方
はじめに
「子育てしながら管理職なんて無理」そう感じたことはありませんか?
リハビリ現場では、急患や書類対応に追われ、家庭との両立に罪悪感を抱く管理職は少なくありません。ですが、職場の理解がなくても、自分で「環境づくり」を工夫することで、子育てもキャリアも守ることはできます。
職場の理解が得られない子育て管理職のリアル
リハビリ職場は慢性的な人員不足があり、突発的な対応が必要な場面も多いです。そのため「子どもを迎えに行くから早退したい」と言い出しにくく、無理を重ねてしまう管理職も少なくありません。
厚生労働省(2023)の調査によると、子育て世代の働き手が仕事と家庭を両立できないと、離職やキャリア停滞のリスクが高まることが示されています。つまり、無理して「職場に合わせる」ほど、自分も職場も損をするのです。
職場の理解がなくても自分で整えられる環境
「環境づくり」は、まず 自分の働き方を見える化すること から始まります。
- 業務を細分化し、引き継ぎやすくする
- スケジュールを「見える化」して、他者に調整をお願いしやすくする
また心理的な環境も大切です。Harvard Business Review(2017)では、心理的安全性とタイムマネジメントがパフォーマンスを高めると報告されています。完璧を目指すのではなく「今日はここまでできた」と自分を認めることが、翌日の集中力につながります。
持続可能な「子育て×管理職」モデルの実践
最後に必要なのは「外部リソース」を活用することです。
- 保育園の延長保育や地域ファミリーサポート
- 同業のママ・パパネットワークでの情報共有
- 職場に頼らず、家庭・地域・仲間とつながる仕組みづくり
Journal of Occupational Health(2019)の研究では、ソーシャルサポートがストレスを和らげ、レジリエンスを高めることが明らかになっています。孤独に抱え込まず、環境を広げることが、持続可能な働き方への一歩となります。
まとめ
子育て管理職にとって「職場の理解がないから無理」と感じるのは自然なことです。ですが、
- 業務の見える化と調整
- 心理的安全性の確保
- 外部リソースの活用
この3つを取り入れることで、無理なく子育てもキャリアも守れる環境は整います。
リハビリ管理職としての自分も、親としての自分も、どちらも大切にできる道は確かに存在します。
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