
みなさん、こんにちは!もんきちです。
今回は、「頑張って単位を取っているのに評価されない」ことについて考えましょう。

なんででしょう・・・

リハビリ職の価値がどこで決まっているのか
そして、単位数以外に何が見られているのかについて考えてみましょう。
こんな方にオススメ!
- マネジメント初心者の方!
- 医療管理職の方
はじめに|「頑張って単位を取っているのに評価されない」理由
「今日もフルで単位を回した」
「誰よりも忙しく現場に出ている」
それでも、
昇給・昇格・重要ポジションから外れる
そんな違和感を抱いたことはないでしょうか。
実は、医療現場ではすでに
👉 「単位数=価値」という評価は終わりつつあります。
本記事では、リハビリ職の価値がどこで決まっているのか
そして、単位数以外に何が見られているのかを、学術的根拠と経営視点の両面から解説します。
単位数は「成果」ではなく「前提条件」
単位数は“足切りライン”になっている
誤解を恐れずに言えば、単位数は今や
- 評価されるための条件
ではなく - 評価の土俵に立つための最低条件
です。
一定以上の稼働ができることは、
**「できて当たり前」**と見なされやすくなっています。
学術的根拠:アウトカム重視への転換
近年の医療政策・研究では、
- 量(volume)より
- 質(quality)と
- 結果(outcome)
を重視する流れが明確です。
これはドナベディアンモデルでも示されており、
| 評価軸 | 内容 |
|---|---|
| 構造 | 人員・体制 |
| プロセス | 介入の中身 |
| アウトカム | 患者の変化 |
単位数はプロセスの一部にすぎず、
アウトカムが伴わなければ価値は限定的とされます。
実は見られている「単位数以外」の5つのポイント
① ADL・IADLの改善を“説明できる力”
- 良くなった「気がする」
- 頑張った「実感がある」
ではなく、
- 何が
- なぜ
- どう変わったか
を言語化・数値化できる力は、管理職から非常に重視されます。
これはEBP(Evidence-Based Practice)の基本でもあります。
多職種・地域との“つなぎ役”になれているか
退院支援・地域連携において、
- 栄養
- 看護
- MSW
- ケアマネ
と自然に連携できるリハ職は、
単位以上の価値を生みます。
学術的にも、
多職種連携は在院日数短縮・再入院率低下に寄与すると報告されています。
属人化せず、再現性を残しているか
- あの人がいないと回らない
- 引き継げない
こうした状態は、
個人としては優秀でも、組織的価値は低評価になりがちです。
逆に、
- 手順
- 判断基準
- 共有資料
を残せる人は、
組織に資産を残す人材と評価されます。
リスクを“未然に防ぐ視点”を持っているか
- バイタル
- 疲労
- 生活背景
を踏まえたリスク管理は、
事故が起きていない時ほど評価されにくいものです。
しかし経営層は、
「問題を起こさない人」
を極めて高く評価します。
これはハインリッヒの法則とも一致します。
現場を「俯瞰」できているか
- 今日の担当
- 自分の患者
だけでなく、
- 病棟全体
- 部門全体
を見て行動できるかどうか。
この視点を持つ人は、
自然と主任・管理職候補として見られます。
これから価値が上がるリハビリ職の共通点
「やっている」より「残している」
評価される人は、
- 頑張っている
ではなく - 成果と仕組みを残している
という特徴があります。
経営視点で見ると評価はこう変わる
| 視点 | 単位重視型 | 価値創出型 |
|---|---|---|
| 仕事 | こなす | 設計する |
| 成果 | 個人 | チーム |
| 評価 | 短期 | 中長期 |
賃上げ・人件費上昇の時代、
**「代替できない人材」**であるかどうかが、
評価を大きく左右します。
全体まとめ|「単位を取る人」から「価値を生む人」へ
- 単位数は評価のスタートライン
- 本当に見られているのは
- アウトカム
- 連携
- 再現性
- 俯瞰力
これからのリハビリ職に求められるのは、
「忙しい人」ではなく
「組織と患者の未来をつくれる人」
単位の先にある価値を意識したとき、
キャリアの選択肢は大きく広がります。

コメント