
みなさん、こんにちは!もんきちです。
今回は、私が一番使用している頭の整理方法。
「2×2」について説明します

「2×2?」4ですか?

んな、アホな!
さぁ一緒に勉強しましょう!
こんな方にオススメ!
・マネジメント初心者の方!
・マネジメントの整理方法について知りたい方!
・組織管理について何から手を付ければいいかわからない方!
目標
マネジメントにおいて、情報の整理に有効な「2×2」の使用方法を身につける!

シンプルイズベスト!ですね!
ツーバイツーの概要
今回は、医療マネジメントにおけるツーバイツーの使用について詳しくお話ししたいと思います。ツーバイツーは、マネジメントの手法の一つで、簡易的に使用できるので、非常に有効なツールです。では、早速その概要から見ていきましょう。
ツーバイツーとは、2つの軸を持つマトリックスを用いた分析手法です。一般的には、縦軸と横軸にそれぞれ異なる要素を配置し、4つの象限に分けて考えます。
よく目にするのは、重要性と緊急性を4象限に分けて、整理する方法です。これを、行うことで、自分が何に力を入れるべきかが見えてきます!
重要 | 重要でない | |
---|---|---|
緊急 | 1. 緊急かつ重要なタスク (即対応が必要) | 2. 緊急だが重要でないタスク(委任可能) |
緊急でない | 3. 重要だが緊急でないタスク(計画的に対応) | 4. 緊急でも重要でないタスク(後回し) |

やっぱり、1番が一番重要ですか?

人それぞれの考え方があると思いますが、個人的には3番の重要だが緊急でないタスクを重要視します!

えっ、なんでですか?
もちろん、1番の緊急と重要が高いので、やるべきこととしては優先度が高いです!しかし、重要なことで緊急ではないことは、今後の動き方一つで、良い方向にも悪い方向にも動きます。なので、タスクとしては優先度低いですが、じっくり考えて計画的に行動していくことをオススメします!
ワンポイント
軸設定により、見えてくるものが異なります!
高い/低い、できる/できないなど対比させるようなものだけではなく、喜ぶ/笑うなど、様々な軸設定により象限の特徴が変わります。
自分が導き出したい「問い・課題」に対し、その軸で考えると明快になるかを自問自答してから決定しましょう!
2×2の3つのメリット
2×2を使用することによるメリットは多岐にわたります。
- 視覚的に情報を整理できるため、チーム全体での理解が深まります。特に医療現場では、迅速な意思決定が求められるため、こうした視覚的なツールは非常に有効です。
- スタッフの育成や配置の最適化が可能になります。例えば、高パフォーマンス・高ポテンシャルのスタッフにはリーダーシップを任せ、低パフォーマンス・低ポテンシャルのスタッフには教育やトレーニングを行うことで、全体のパフォーマンスを向上させることができます。また、象限が移動していけば、成長過程も追うことができます。
- タスクの優先度が明確になります。また、なぜ、その行動に移したかの説明もしやすくなります。
ツーバイツーのデメリット
- マトリックスに分類する際に、主観が強く入る可能性があるため、評価基準を明確にしておかないと当てはめてしまう可能性があります。
- ツーバイツーはあくまで一つのツールであり、全ての問題を解決するわけではありません。他のマネジメント手法と併用することで、より効果的な結果を得ることができるでしょう。
ツーバイツーの使用用途
ツーバイツーは、医療マネジメントにおいてさまざまな用途で活用されています。例えば、スタッフの評価や育成、プロジェクトの進捗管理、さらには患者のケアプランの策定など、多岐にわたります。
具体的には、以下のような使用例があります。
- スタッフの評価 : 定期的にスタッフのパフォーマンスを評価し、ツーバイツーに基づいてフィードバックを行うことで、個々の成長を促進します。
- プロジェクト管理 : プロジェクトの進捗状況をツーバイツーで可視化し、問題点を早期に発見することで、スムーズな進行を図ります。
- 評価項目の選択 :各疾患の目標とするアウトカム設定をする際に、絶対必要/あった方がいい、評価時間短い/評価時間長いと設定することで、実装時にスタッフに説明しやすく、スムーズに進行できます。

がむしゃらにツールを使用するんじゃなくて、目的をしっかり持って、行動してみましょう!
まとめ
2×2のイメージはできましたか?
一番、簡易的にできる整理の仕方です。軸設定を変えることで、多様性を含んでいます!
しかし、デメリットでも触れましたが、主観的な評価に陥りやすいことに注意して運用してください。

今回は以上です。
ツールを適切に使用して、マネジメントのきっかけをより効率よくしましょう!
コメント