
みなさん、こんにちは!もんきちです。
今回は、信頼を得るための行動について考えたいと思います。

みんなの話を聞くことからじゃないの?

信頼を得るための、おすすめポイントを紹介します!
こんな方にオススメ!
- マネジメント初心者の方!
- 医療管理職の方
はじめに
リハビリ現場の管理職として新たな一歩を踏み出したあなたにとって、最初の90日間は「未来を決める超重要期間」です。
現場を理解し、信頼を築き、自分自身のリーダー像を固めるためには、ただ日々の業務をこなすだけでは不十分です。
この記事では、学術的な知見をベースに、「最初の90日間でやるべき3つの行動」を具体的にご紹介します。明日から実践できるヒントが満載です。
現場観察と関係構築を徹底する
●なぜ最初に“観察”が必要か?
マネジメント学でも有名な「初期診断の重要性(First 90 Days理論/Watkins, 2003)」では、現場の“空気”と“構造”を理解することが成功の鍵とされています。
特に医療・リハビリのような多職種連携現場では、“見えない力学”を読む力が重要です。
●具体的な行動例
- 出勤・退勤のタイミングをスタッフと合わせる
- 病棟ラウンド・ミーティングに参加して観察+傾聴
- 「○○さんの強みは何ですか?」とチーム内インタビュー
🔍 Tips:関係性の質は成果の質に直結する(Lencioni, 2002)
自分のビジョンを“言葉”で伝える
●ビジョンなき管理職は信頼されない
MITの研究によれば、上司のビジョン共有が部下のモチベーションに強く影響することが分かっています(Kotter, 1996)。
はじめの段階で「どんな職場にしたいか」を明確に言葉で伝えることが、信頼形成の第一歩になります。
●具体的な行動例
- 「3か月後にこんな状態を目指したい」と小目標を設定
- ビジョンを簡単なスライドにして月例会で共有
- SNSや職場掲示など、**“言語化”+“視覚化”**をセットで活用
🔍 Tips:言葉にしないビジョンは、存在しないのと同じ
早期の“スモールウィン”を設計する
●最初の成功体験が未来を加速させる
Harvard Business Reviewでも繰り返し語られるのが、「スモールウィン(小さな成功)を早期に獲得することの重要性」。
小さくても目に見える成果があることで、スタッフの支持と自信を引き出せます。
●具体的な行動例
- リネン配置の改善、申し送りのルール見直しなど“即効性のあるテーマ”を1つ選ぶ
- 実施→数値や利用者の声で“成果”として共有
- スタッフに主役として参加してもらい、共創感を育てる
🔍 Tips:成果はリーダーではなく、チームで生むもの
🟩まとめ
最初の90日間で実践すべき、リハビリ管理職の行動は以下の3つ:
- 現場を観察し、信頼関係を築く
- 自分のビジョンを言葉と行動で示す
- 早期の“スモールウィン”で信頼を積み重ねる
この期間は、将来のあなたのリーダー像を決定づける種まきの時間です。焦らず、しかし確実に、一歩ずつ土台を固めていくことが重要です。
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