管理職になったけど、何をすればいいの?最初の90日で押さえるべき3つのポイント

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もんきち
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みなさん、こんにちは!もんきちです。

今回は、管理職の最初の「いろは」について考えたいと思います。

スタッフ
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患者さんのことを考えてすればいいんじゃないの?

もんきち
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まずは、全体像の把握が大切ですね!

こんな方にオススメ!

  • マネジメント初心者の方!
  • 医療管理職の方

はじめに

管理職に昇進すると、多くの人が「何から始めればいいのか分からない」と戸惑います。特にリハビリ専門職の現場では、プレイヤーからマネージャーへと求められる役割が大きく変わります。本記事では、管理職になって最初の90日間で押さえておくべき3つの重要ポイントを、実践的かつ学術的な視点から解説します。現場で活躍する新任管理職の皆さんにとって、安心して一歩を踏み出すヒントになる内容です。


信頼関係を築く(ファーストコンタクトが勝負)

メンバーとの面談を優先せよ

管理職になった直後は、早期に信頼関係を築くことが最優先事項です。Harvard Business Reviewによると、新任管理職が最初にするべきことは「関係性の構築」とされており、特に最初の30日での一対一の面談は、その後の組織運営に大きく影響することが示唆されています。

実践例

  • 就任1週間以内に全メンバーと短時間でも面談を設定する
  • 聴き役に徹し、現場の課題を“メモ”することに集中する

現状を正確に把握する(現場診断)

業務・収益・人材の3つを数値で確認せよ

リーダーに求められるのは、感覚ではなくデータに基づいた意思決定です。McKinseyのマネジメントフレームでは、「まずは現状分析せよ」が管理職の最重要行動と位置付けられています。
リハビリ職場であれば、以下の3点が優先です。

  • 担当業務量の把握(単位数・提供件数)
  • 収益状況(DPC点数・管理会計データ)
  • 人材状況(離職率・休職者数・人員配置)

実践例

  • 施設の管理データを取得し、月次報告書に目を通す
  • 数値をもとに「どこが危ないか」をメモしておく

行動計画を立て、小さな成果を出す(クイックウィン)

最初の成功体験を意図的に作る

管理職のスタートで重要なのは、小さくても良いので目に見える成果を出すことです。これを「クイックウィン(Quick Win)」と呼び、組織心理学でもポジティブな影響が証明されています。

実践例

  • 「会議の時間短縮」「備品整理」「業務の小改善」など即実行できるテーマを選ぶ
  • 小さな成功をチームにしっかり共有し、成功体験を積み上げる

まとめ

管理職にとって、最初の90日間は未来を決める超重要期間です。
今回紹介した3つのポイントは、いずれも成功する管理職が実践している基本行動です。

  • メンバーと信頼関係を築く
  • 現場をデータで把握する
  • 小さな成功体験を積む

この流れを意識することで、焦らず着実に管理職としてのスタートを切ることができます。新任管理職の皆さんが、最初の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

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