
みなさん、こんにちは!もんきちです。
今回は、来年度入植する新人さんの対応についてまとめていきます。

新人さんには、能力に応じて変えてます。

皆さんの施設では、新人教育をどのように展開していますか?
マネジメントでも重要な、教育と臨床について考えてみましょう!
こんな方にオススメ!
・管理職初心者の方!
・マネジメントという漠然としたワードで具体的なイメージができていない方!
・新人教育について悩まれている方!
目標
施設にあった意図を持って、新人さんのリハビリ単位取得時期を設定し、経営側とスタッフ側、患者さん側の三方よしの理想を導き出す。
はじめに
今回は、リハビリ専門職がリハビリテーションの単位を取得できる日にちについて考えてみました。取得時期と並行して、どのような状態になれば、取得できるのかにつていもまとめています!
理学療法士の単位取得について
理学療法士として働くためには、必要な単位を取得することが求められます。特に、疾患別リハビリテーションに関する単位は、患者さんに質の高いリハビリテーションを提供するために非常に重要です。新人の理学療法士が単位を申請できるタイミングは、合格した日からではなく、登録した日からとなります。具体的には、日本理学療法士協会ホームページを参照してください。

しかるべきタイミングで単位は取得しましょう!
疾患別リハビリテーションの単位取得時期について

リハビリ単位を取得できる時期と実際の取得できる能力かは別物です!
各施設で、新人さんが、疾患別リハビリテーションを遂行できるようにするため、新人教育が組まれていることが多いと思います。では、どうすれば実際の疾患別リハビリテーションを提供できるのか?

下記の表は、当院が実施している目安です!
入職後1ヶ月 | 入職後2ヶ月 | 入職後3ヶ月 | |
新人動作目安 | 業務全体の把握 | リハビリ模倣提供可能 | 臨床推論可能 |
新人単位目安 | 0単位 | 5〜10単位 | 10〜15単位 |
判断をどうするか?
入職後2ヶ月だから、臨床推論ができていないのに、10単位を取得!などと決めてしまうと、患者さんに適切なリハビリテーションを提供できないことになります。

そこで、大切になるのが評価ですね!
新人さん側 | ・現在どのような心理状況かを把握する評価 |
管理側 | ・社会人のレベルを評価 ・疾患別のパスや業務内容を把握できているかの評価(新人さんとの2者評価) ・症例発表で、臨床推論のレベルを評価 |
・最低限の社会人マナーやコミュニケーションが可能かの判断
・最低限のリスクを把握できているかの判断
・患者さんと向き合えるかの判断
・新人さんのストレス過多になっていないかの判断
これらの項目をある程度、定量的に評価できるように、標準化された評価を実施し、それに基づいてヒアリングや実際の治療場面を確認しながら、新人さんの教育を実施しています!
まとめ
新人の理学療法士が単位を申請できるタイミングは、合格した日からではなく、登録した日からとなります。具体的には、日本理学療法士協会ホームページを参照してください。

いつから取得できるか!ではなく、どのようになれば取得できる状況になるか!を議論する方がいいですね!
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