中学という名のダンジョン|イジメ・孤独・初恋…そして「感情」という魔法を手に入れた

LIFE is QUEST
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はじめに

人生RPGには、必ずダンジョンがある。
第2章は、まさに“中学校”という名のダンジョンでした。

理不尽なルール、いじめという闇、そして光となる初恋。
この記事では、僕が感情という“魔法”と向き合い、内面のスキルを身につけていったプロセスを、RPG的に振り返ります。

ダンジョンの入り口は“違和感”から始まった

中学に進学して、最初に感じたのは「なんか違う…」という違和感でした。
僕は野球部に入部しましたが、そこには理不尽な上下関係と、黙って従うことを求められる空気がありました。

徐々に“浮いている”自分に気づき、やがていじめが始まります。無視、陰口、ちょっとした暴力。あの頃の僕は、まるでダンジョンに迷い込んだ低レベルの冒険者でした。

心の中に広がる怒り、悔しさ、孤独。初めて“感情”という得体の知れない敵に出会った瞬間でもあります。


初恋という“光の魔法”

そんな暗闇の中で、ひとつの“光の魔法”が僕を照らしました。
それは、同じクラスの女子に恋をしたこと。決して派手な関係ではなかったけれど、彼女の存在が僕にとっての「セーブポイント」でした。

ただ見ているだけで心があたたかくなる。誰かを守りたい、という感情を抱いたのは初めてでした。

この恋は、僕の「自分を取り戻す力」になりました。感情が僕を傷つけるものから、“自分を前に進ませる魔法”に変わったのです。


心のRPGにスキルツリーが現れた

中学時代のいじめや高校時代の恋を通して、僕は感情に正面から向き合うようになりました。

他人の痛みに敏感になり、言葉を選ぶようになった。
ときには自分の心を守るために“無理に笑うスキル”も身につけた。そうやって、心のスキルツリーに「共感」「言語化」「耐性」といったスキルが追加されたように思います。

この時期の経験は、今でも僕の中で重要なパッシブスキルとして残り続けています。

まとめ

中学時代は、僕にとって試練の連続でした。
でも、いじめという敵がいたからこそ、「人の痛みを知る」スキルが手に入りました。

また、一途な恋があったからこそ、「誰かのために何かをしたい」という新しい感情にも出会えました。

感情は、ただの“揺れ動き”ではなく、人生を進めるための魔法でもある。
第2章は、そんな“心の魔法”を覚えた僕の物語です。

第3章では、専門学校時代=「スキル取得期」へ突入!
国家試験、友情、恋愛、表彰……まるで“冒険者ギルドで修行する日々”を描いていきます。

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