はじめに
第4章は、社会人=リアルな冒険の始まり。
結婚・育児・職場という多重構造のフィールドで僕は何度も迷い、悩み、そして成長しました。
この章では、まさに“転職と進化”を繰り返しながら自分というキャラを育てていく過程を描いていきます。
社会人スタート=新たなフィールドへ転移!
専門学校という冒険者ギルドを卒業し、ついに社会人として実戦フィールドへ転移。
理学療法士として現場に立つ僕は、まるで初期装備でボス戦に挑む新米冒険者そのものでした。
先輩や患者さんとの関わり、想像以上の情報処理、技術不足…現場は一瞬で“弱点”を突いてきます。
そんな最中、結婚。そしてすぐに父親という新たな“ジョブチェンジ”が発生。
仕事の冒険と家庭の冒険が同時進行する“ハードモード”に突入しました。
多忙クエスト連発、MP管理との戦い
このフェーズは、とにかく“消耗戦”でした。
日中は治療や報告書、夜は育児や夫婦のすれ違い。
夫婦間の冷戦は、ゲームで言う“ステータス異常”のようなもの。
回復には、コミュニケーションスキルという“魔法”が必要でした。
そんな中、僕は朝活や筋トレ、釣り、コーヒー時間を通じて、自分の“HP/MP回復スキル”を身につけていきます。
「自分を整える」ことが、あらゆる冒険の基盤になると気づいたのです。
サブ職業・副スキルの強化
やがて、認定運動器理学療法士、アスレティックトレーナー、MBA(経営戦略修士)など副スキルの強化を実行していました。
その結果、現場だけでなくマネジメントや教育の依頼も増えてきました。
管理職見習いとしてチームをまとめる経験を重ねながら、若手教育を通じて“リーダー”スキルを着実にレベルアップ。
一方で、ブログやSNSでの発信もスタート。
これが後に、僕の“サブ職業=クリエイター”としての覚醒へとつながっていきます。
社会人フェーズは、単なる“働く”ではなく、“進化”と“多職化”の時代でした。
まとめ
社会人編は、冒険者にとっての“リアル戦場”。
職場での成長、家族との関係、内面的スキルの修得、そして副職としての自己表現……人生の冒険はここで一気に濃度を増します。
この時期に得た「自己管理」「人間関係」「発信力」は、今後のクエストすべてに使える万能スキルとなっていきます。
第5章では、いよいよ“人生の目的地”が見え始めるフェーズへ。
自分の理想と社会との接点をどう作るのか?
「自己成長という冒険」が次のステージに入ります。
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