
みなさん、こんにちは!もんきちです。
今回は、女性管理職の登用について考えたいと思います。

女性はライフイベント多いしね・・・

今回は、ライフイベントも見越した登用について考えてみましょう!
こんな方にオススメ!
- マネジメント初心者の方!
- 医療管理職の方
はじめに
リハビリ現場においても、管理職の多様性が求められる時代になってきました。特に女性セラピストの割合が高まる中、「管理職にはなりたいけど家庭との両立が不安…」という声は決して少なくありません。
本記事では、女性管理職比率を高めるための鍵となる「柔軟な働き方制度」と、その導入によって実際に管理職登用が進んでいる現場の事例を紹介。リハビリ職場で活かせるポイントを、現場目線で解説します。
なぜ女性管理職比率が上がらないのか?現場のリアル
リハビリテーションの現場では、女性セラピストの割合が年々高まっています。しかし管理職となると、未だに男性が中心。特に結婚・出産・育児といったライフイベントに直面する30〜40代女性が「キャリアを止めざるを得ない」と感じてしまう構造が背景にあります。
特に、旧来の「管理職=フルタイムで残業が当然」という暗黙のルールが、女性の登用を阻んでいます。ワークライフバランスの確保が困難であれば、そもそも「管理職を目指したい」と思う人材が育たないのです。
柔軟な働き方制度がもたらす管理職登用の成功事例
最近では、柔軟な制度導入によって、女性管理職の登用が進んでいる事例もあります。たとえば「時短管理職制度」では、勤務時間を短縮しつつも責任あるポジションに就くことができ、家庭との両立が実現しやすくなります。
また、育児中のセラピストには、週4勤務や「管理職補佐」の肩書きで段階的に登用する取り組みも見られます。
厚生労働省が推進する「両立支援等助成金」制度も、事業所にとって制度導入の後押しとなる点で注目です。
両立支援で“続けたい職場”に!現場の管理職がすべき3つの工夫
1つ目は、組織文化の変革です。「育児で時間に制限がある=評価が下がる」という風潮を変え、「貢献の質で評価する」スタンスを浸透させましょう。
2つ目は、キャリアパスを定期的に話し合う機会の提供です。個々のライフステージに応じたキャリア設計を支援することで、離職の抑止力にもなります。
3つ目は、日常的なフラットな対話の場づくりです。「何でも言い合える関係性」があってこそ、本当の不安や希望を吸い上げられるのです。
まとめ
女性の活躍は、制度だけでなく職場の理解と工夫があってこそ実現します。リハビリの現場で管理職を目指す女性が、自信を持ってキャリアを描けるように。柔軟な制度づくりと共感あるマネジメントで、「続けたい」「成長したい」と思える環境を整えていきましょう。
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