
みなさん、こんにちは!もんきちです。
今回は、病院は患者さんに医療をサービスする場所!ケースワーカーの働きを覗いてみましょう!

ケースワーカーって、退院支援をする仕事でしょ?

では、ケースワーカーの業務を明確にしながら、覗いてみましょう!
こんな方にオススメ!
・管理職初心者の方!
・マネジメントという漠然としたワードで具体的なイメージができていない方!
・ケースワーカーの業務についてイメージができない方!
目標
医療従事者の働きを理解して、経営層のサポートができる人材になる!
はじめに
患者さんに最適な医療を提供するために、さまざまな専門職がそれぞれの役割に分かれて専門的な医療サービスを行っています。病院のケースワーカーは、患者や家族の悩みについて相談を受け。問題を的確に把握して、病院の内外に関わらず、利用できるリソースを適切に配分する業務を担います。
ケースワーカーの一日の仕事
朝のルーチン
本日の面談スケジュールを確認します。
午前中の業務
他病院から当院へ転院したいという患者さんの家族が相談のため来院します。在院日数短縮の煽りを受けて、患者は一つの病院へ長期に入院することが困難になっています。そのため、このような相談は増加しています。相談内容は、「なぜ、早くに退院しなければいけないのか」と、不安と不満を漏らしています。早期転院を希望していますが、当院のベッドに空きがなく、1週間程度の待機時間がいると説明します。そこで、近隣の別病院に連絡をとり、ベッド状況を確認すると受け入れ可能とのことでした。その上で、家族・医師に説明し、最終的には他院へ転院の運びとなりました。
昼からの業務
入院患者さんからの医療費支払いについての相談です。体調が良くなったので、退院したいが、医療費が払えないとのことです。よく調べると保険に加入していませんでした。患者さんと相談の上、市役所へ生活保護の申請をすることにしました。市役所へ連絡し、生活保護が許可されるか確認しました。その上で、必要な書類を整え、患者さんと一緒に市役所へ出向く予定としました。
その後、病棟でケアカンファレンスへの参加をしました。医師や看護師、リハビリ専門職など、方向性を決定していきます。
夕方から夜にかけて
近隣のケースワーカーとの食事会があり、今後の連携体制について話あいを行いました。
まとめ
今回はケースワーカーの仕事について見てきました。ケースワーカーとは、病院の窓口となる職種です。病院に雇われている形では、ありますが、患者の利益を最大限に考えて動かなければなりません。そのため、どうしてもジレンマが生まれてしまいます。

ケースワーカーの業務は、イメージできましたか?
病院の立場と患者さんの立場、双方の立場に立ち、板挟みになるケースもある!調整力が求められる仕事ですね!
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