
みなさん、こんにちは!もんきちです。
今回は、昔のエピソードについて考えましょう。

仕事優先の時代ですね・・・

皆さんのも、一度はこんなことがあったのでは?
こんな方にオススメ!
- マネジメント初心者の方!
- 医療管理職の方
はじめに
「運動会、パパ来ないの?」
子どもにそう言われた日のことを、私は今でも忘れられません。
急なスタッフ欠勤で、管理職として現場に出ざるを得なかったあの日。
私は“家庭より仕事”を選びました。その選択は正しかったのか?
答えを探し続ける中で、私は自分の働き方そのものを見直すことになりました。
この記事では、私の体験談と、学術的根拠を交えた働き方改革のヒントを紹介します。
葛藤の瞬間と背景
あの日、病棟は人手不足。リハビリ計画書の確認、退院前カンファレンス、急性期病院ならではの分刻みのスケジュール。
私が抜ければ現場は回らない。
それでも、頭の中では子どもの運動会が浮かび続けました。
日本の医療現場では「現場優先文化」が根強く、管理職の出勤率は90%以上を維持すべきとされることが多い(厚労省:医療従事者の働き方改革に関する検討会報告, 2023)。
この文化は現場を守るためには必要ですが、家庭を犠牲にして成り立っていることも少なくありません。
心と体への影響
運動会を欠席した夜、子どもは不機嫌で、妻は静かにため息をつきました。
その瞬間、自分が家庭にも職場にも「中途半端」になっている気がしました。
研究によれば、医療職管理者は高いストレスを抱えやすく、バーンアウト率は一般職の約1.5倍(Maslach, 2021)。
私自身、睡眠不足・胃痛・集中力低下といった症状に悩まされるようになりました。
解決策と学び
私は次の3つを実践しました。
1. タスクの可視化
- ホワイトボードで業務を一覧化
- 優先順位をチームで共有し、属人化を防止
2. 権限委譲
- 経験豊富なスタッフに書類チェックを任せる
- 自分は最終承認のみ担当
3. デジタルツール導入
- Googleスプレッドシートで進捗をリアルタイム共有
- 「現場にいなくても把握できる」体制を作る
これらの仕組みを回し始めてから、残業は半減。
次の子どもの行事は、しっかり参加できました。
まとめ
家庭か職場か――どちらかを選ぶのではなく、両立できる仕組みを作ることが管理職の仕事だと、今は思います。
同じように葛藤している方に伝えたいのは、
「仕組みを変えれば、人生も変えられる」ということ。
明日からできる一歩を踏み出して、あなた自身の働き方改革を始めてみませんか?
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