リハビリ管理職が実践！罪悪感ゼロでキャリアと育児を両立するタイムマネジメント術

もんきち

みなさん、こんにちは！もんきちです。

今回は、仕事と家庭の時間配分について考えましょう。

スタッフ

どうしても仕事が中心になりますよね・・・

もんきち

時間の使い方を見直すことで、キャリアも育児も犠牲にせず両立することについて考えてみましょう。

こんな方にオススメ！

はじめに

リハビリ現場で管理職を務める方の多くが直面するのは、**「仕事と家庭の時間配分」**です。
「子どもの迎えに行くために会議を早退していいのか…」
「家庭を優先したら部下に迷惑をかけるのでは…」
そんな罪悪感を抱えながら日々を過ごしている人も多いでしょう。

しかし、時間の使い方を見直すことで、キャリアも育児も犠牲にせず両立することは可能です。本記事では、リハビリ管理職が実践できる 罪悪感ゼロのタイムマネジメント術 を、学術的な根拠を交えて紹介します。

リハビリ職の管理職は、臨床・教育・マネジメント業務をこなしながら家庭も支える必要があります。

ここで問題になるのが「ワーク・ファミリー・コンフリクト」です。Greenhaus & Beutell（1985）は、仕事と家庭の役割要求が互いに干渉することで葛藤が生まれると指摘しています。

例えば、

こうした心理的負担が、管理職をさらに追い詰めてしまうのです。

では、罪悪感から抜け出すにはどうすればよいのでしょうか？
ポイントは 「時間を見える化して、先に決めておく」 ことです。

あらかじめ「18時以降は家庭時間」「土曜午前は子どもの習い事」といった形で予定をブロック化し、他の予定を入れないようにします。これにより、家庭時間も“仕事と同じくらい重要な予定”として確保できます。

アイゼンハワーマトリクスを活用して、業務を「重要かつ緊急」「重要だが緊急でない」などに分類し、優先度を整理します。
→ 本当にやるべきことに集中でき、無駄な残業が減少。

研究によれば、時間管理スキルは仕事満足度とワークライフバランスを高めると報告されています（Aeon & Aguinis, 2017）。

管理職は「時間を生み出す仕組み」をつくる立場でもあります。

すべてを自分で抱え込むのではなく、部下に判断や進行を任せることで、管理職自身の時間もチーム全体の成長も両立できます。

家庭でも同じく、一人で抱え込まない工夫が大切です。配偶者や祖父母とタスクを共有することで「子育てもキャリアも一人で背負っている」という感覚が薄れます。

研究では、職場・家庭のサポート資源がワークライフバランスを促進することが示されています（Voydanoff, 2004）。つまり、「助けを借りる」ことこそが、キャリアも育児も守る最短ルートなのです。

リハビリ管理職が「キャリアも育児も叶えたい」と思うなら、罪悪感に縛られる必要はありません。

これらを実践すれば、罪悪感ゼロでキャリアも育児も両立できる管理職へと変われます。